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2012 Maker Faire Bay Area レポート アメリカのMake:に行ってきました!

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2012/05/19-20で行われた、Maker Faire Bay Area 2012に行ってきました!
日本語のレポートはまだ少ないと思うので、レポートします!


■各コーナーごとの代表的な出展物

10エリアそれぞれの代表的な展示物です。
エリアごとにタグをつけて、Picasaで写真を公開しています。
すべての写真はここ。

2012makerfaire_bayarea

ほぼ全エリアで写真撮ってきました。


エリアタイトルをクリックするとそのエリアの写真全部にリンクします!

WEST LOT
野外です。
COKE ZERO & MENTOS STAGE
名物です。1日2回、メントスコーラショーが行われます。
紐を引くとコーラ内にメントスが落下する仕組みを使ったステージです。
前説が非常にためになって面白い。

Fire Arts!
スチームパンク的なオブジェに、火がでています。側に寄ると灯油のにおいがします。

Swap-O-Rama-Rama
布を再生する、端布を交換するコーナー。ミシンのレンタルスペースもありました。

Bazaar Bizarre
デザフェスに近いような、アート品のフリーマーケットコーナーです。

GON KiRin
名物です。キリンとありますが、トリケラトプスやステゴザウルスのような
架空の恐竜で、全身にスピーカーが仕込まれ、口から火を吐きます。乗れます。

Kinetic Steamwokrs
デカい舟で、蒸気機関で動いている模様。


Bikes,Electric Cars,Soler Vehicles

自作の車、電気自動車など。デロリアンや、自作のモーター付きスケボーなどがありました。

■REDWOOD
MAKE PROJECTS
グッズ販売コーナー。キャッシャーがスゴイ混雑していた。
Useless Machine(スイッチを入れると自動で閉じる)がシンボルでした。

PEDAL POWERED STAGE
多数の自転車発電機で起動する音楽ステージ。

■MIDWAY
Learn to Solder/Make Play Day
ハンダ付け教室・ワークショップを行っていました。

Zome Builder
窓がたくさんある、ジャングルジムみたいな構築物


Face Forward

巨大な顔のパーツそれぞれにスライダーバーがあり、多くの人間が操作して表情を作る作品

BrollyFlock
炎を吹き上げる巨大な花

■SEQUOIA
MAKE EDUCATION
ワークショップが大量にあるパビリオン

Model Warships Battle Pond
模型の舟が浮かんでいるようです。動いてるところは見れませんでした。

■MEETING PAVILION
CENTER STAGE
プレゼンスペース

■SHOW BARN
MAKER SQUARE
プレゼンスペース

Homegrown Villege
キノコ栽培、ハチミツ自作、石鹸自作など、自作のステージ。

■WEST GREEN
多くの人はWEST GATEから来るでしょうから、入ってすぐのスクエア。

Steampunk
ジャッキアップする車など、ブリキでどこかSF的な世界です。18世紀頃の服を着てる人が多いです。

The Viper
フライトシュミレータ

■FIESTA HALL
MTMで言うと9号館にあたる暗い部屋です。
映画のTRON内に出てきたゲームが楽しめるマシンや、レーザーを踏まないようにするアトラクションなどもありました。
名物のArcAttack!(テスラコイルショー)もここです。

Land Sharks
このスペースには、自転車の車輪を光らせるPOV、モンキーライトが展示してあったけど、それかな?

R2-D2
大量のR2-D2。WALL-Eもいました。

Craft Village
手芸スペース

3D Village
立体写真、立体映像ブース

Serpent Twins
巨大な竜。走るし、光ります。

Electric Giraff
全身にLEDが仕込まれた巨大なキリン。

■EXPO HALL
MTMでいう体育館。企業ブース多し。Sugruが出展してたのはさすがでした。
3D Printers/Autodesk
3Dプリンターで作られた多くの制作物や、Autodesk等の制作ツールが展示されていました。

Lego
アメリカBay Area Lego グループの巨大なレゴの街、スターウォーズ、戦艦など。

Exploratorium
サンフランシスコの体験型博物館からの出張スペース。遠心力、慣性などの物理法則を体験できる展示で、子供が群がってました

Make:Paviion
おそらくMake:のブログや雑誌に登場したもののプレゼン、展示

■SOUTH LOT
Fun_Bike_Stuff
自作自転車の数々。自転車で作ったメリーゴーランドなど。

Crucible
スイッチで火を吹き上げるトラック。

■日米Make:の違い
・出展物の傾向の違い
出展物の傾向はだいぶ違い、日本のMake:(以下、Make Tokyo MeetingでMTM)で見るような電子工作よりも、自作自転車やブリキの遊具、コスプレなど、電気を使ってないものが目立ちます。手芸や工芸、ハチミ ツや石鹸の自作なども多く、電子工作は半分以下なのでは。ここにアプリがあり、ダウンロードすると全プログラムが見れますが、全体のうち、Enginierlingは2割以下です。
車の自作、移動物の自作など、大物が目立ちます。光るものでもブリキのロボットでもレゴでも、何でも大きい。MTMは技術と未来を強く感じますが、Maker FaireはDIY中心のお祭りですね。

・規模
会場はだいぶ大きく、1つ1つのブースも大きい(体育館では長机3つぐらいがデフォ。)です。Maker faireは500程度で、MTMの倍ぐらいとのこと。(船田さんから訂正いただきました。ありがとうございます!)来場者は10万人で、MTM07の7000人の10倍以上。会場が広すぎるので、体感的には日本のほうが多いかと思ったのですが…シールにはworld gratest show!とありますが、おそらく多分にジョークを含み、自分が「東京から来た」というと、「ホントかよ!すげえな!」的な対応をされることが多かったで す。駅からの路で一緒になった人も、「カルトなイベントだよ」と言ってました。
僕は英語がほとんどダメで、各ブースを駆け足で回らざるをえなかったので、1日であらかたは回れたのですが、ブースごとにちょっと質問したり、プレゼン聴いたりすると2日ほしいですね。MTMは2日でも足りないことが多いです。

・企業/法人の積極的な参加
ザッポス、Google、マイクロソフト、Autodesk、Radioshackなど、テクノロジー系企業の出展が目立ちます。Autodeskみたい に開発ツールを出展しているところ、RadioshackみたいにMAKER相手の商売をしてるところ、ザッポスみたいな趣味の出展(Make部ですね) 学生や受講者を集める学校やスクールなどで、体育館は埋め尽くされていました。MTMの大多数を占める個人展示は、全体では少数派です。サンフランシスコ は体験型博物館が多く、テクノロジーに対して関心が深くて、関連企業も多いのかもしれません。多くのブースで、Kickstaterに登録中だったり登録 予定だったり、というものが見えました。
逆にMTMで見れるような、高精度でもホビーというものはあんまりなかった気が。

■日本からの参加方法
事前準備
・サンフランシスコ行きの往復チケット(28000円+燃油50000円だった) デルタ航空直行便
・MAKEのチケット(2日分$40 直前だとちょっと高くなる。当日1日券は$30。たぶん売り切れはないと思う)
・初日と2日目の宿(ドミトリーで1泊30$ぐらい。部屋だと$100ぐらい?)
・食事が1食まあ$10ぐらい(朝は宿で出ることもあります)交通費が1日$15として、土産も何も買わずにMAKEだけ行くなら、10万円かからないのでは
僕はあまりお金がなかったので宿は全部ドミトリー、食事もだいたいがファストフードで、イベントチケットだけは買いまくりました(6日間で博物館/美術館7つと4つのナイトイベント、Maker faire両日参加)が、総滞在費は13万円ぐらいでした。

■市内から会場へ
サンフランシスコから、カルトレインという列車で、Maker faireが開かれるSan mateo event centerまで40分ぐらい。カルトレインは、休日だと1時間に1本ぐらいしかないので注意。駅はHillsdale(ヒルズデール)駅かHeyword Park(ヘイワードパーク)駅。往復で$9.5
サンフランシスコ市内はバスで回れるので、レンタカーなくても移動できます。逆にレンタカーだと、駐車場からシャトルバスまでまた並ぶので、入場に時間かかるかと。
つまり、日本からも、現地でレンタカーなど借りなくて、公共交通機関でいけるわけです。ぜひ行きましょう!


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